体育会系のクズが日本を殺したを読んで
体育会系のクズが日本を殺した
この記事読んで、親父の話を思い出した。
僕の親父は、自営業をしてる人で、バブルを経験してもなんだかんだで乗り越えてきた人。
そのバブルでは同業他社やその分野の卸業の数が10分の1にまでなったらしい。大手と呼ばれてた会社も多く潰れたり、吸収されたりしたらしい。
そんな親父が僕に教えてくれたのは、まさにこの記事で言ってることだった。
言葉自体は違うけど、言ってる内容は同じだった。
「今まで(バブルのとき)は政治力(営業力という名の人海戦術やコネ、圧力)が大きな利益を生んでいた。これから(バブル崩壊後)は、技術とその技術を用いてをどう提案するかが大事。」
一語一句まではさすがに覚えてないが、簡単にまとめるとこういったことを言っていた。
なぜかというのは、ほとんどこの記事に書いてあるので1つだけいうと、顧客の余計なものを買うだけの体力がなくなったから。
今後も技術を持たずに体育会系のノリを重宝するなら、その会社はなくなっていくと思う。
いじめっ子と家庭教育について考えてみた
大津市のいじめがかなり大きな話題になってる。こういった話をしたことがない友達ですら話題にしていて、相当大きなインパクトがあったんだなぁと改めて考えなおした。
んで、何を考えたのかというといじめっ子の家庭教育についてだ。
想像するに、いじめっ子の家庭教育が悪い意味で独裁的な環境なんだなぁと思う。
例えば、子どもがうるさいと静かにしなさいと言う。子どもが物を盗むと盗んではいけないと言う。当然子どもには理解が出来ない。ルールを知らないし、それによって相手がどういった損害(物理的、精神的)を被るかわからない。
んで、ここでしっかりとルールや相手の気持ちを教えて、自分が逆の立場だったらどうなのと考えさせることによって怒られた意味が分かってくる。そういったことを繰り返して、ようやく学ぶことが出来、一定の分別・マナーを持つことになる。そして、いわゆるいい子に育つと思う。
でも、それが出来なくて、ただただやってはいけないとだけいう親だとどうなるか。子どもは怒られている意味がわからない。また、同じようなことをしてしまう。このループが続き、自分で気付くか、親以外に教えてもらうか、まったくわからないまま続いていく。いい子とマナーがなってないが、害はないような子になると思う。
最悪なのが、暴力によってやめさせる。子どもは意味がわからないまま、理不尽に暴力を受けたと感じてしまう。
この方法が使われるのは、やめさせることがとても簡単だからだ。誰だって痛い思いはしたくないから、すぐにやめる。だからこの方法がなくなることはないだろう。
最大のデメリットは喧嘩が一番強いやつが一番偉くなれる仕組みになる。理不尽に暴力を受けることはなくなるし、なにより理不尽に暴力を与えることができる。これは動物の本能に近い行動で、サルやライオンとかもそういった仕組みで、やっかいなのは征服感を得ることが出来るからその動きはさらに助長する。
結果、いじめをする子が出てくると思う。
などと考えてみた。
もちろん家庭教育だけでなく他にも大きな要素はあると思う。家庭教育はしっかりしているのに、いじめっ子になったりグレたりする子は出てくる。
でも家庭教育といじめっ子の関係性の構造としてはあまりはずれてないと思います。
子育てというのは大変なものだというのは良くわかりますが、子どもの「なんで?」にはしっかりと答えてあげてください。答えがわからなければ一緒に考えてみてあげてください。子どものためにも。
アイディアと企画の違いを考えてみた
話をしてるとアイディアと企画をごっちゃにしてる人がいるなぁと感じることが何度かあったので、そのことについてちょっと書いてみようかと。
僕が考えているアイディアと企画の違いは以下のようである。
・アイディアとは乱雑なもので、それ自体に価値はないもの。
・企画とは精練されてたもので、それ自体に価値があるもの。(もちろん実行されなければ価値はない)
これだけじゃあ、わかりにくいかもしれないのでダイヤで例えてみる。
・アイディアはダイヤの原石。
・企画はそのダイヤの原石をどういった形にするか、大きさはどうするのか、どうやって磨くかなどダイヤのあり方、作り方を決めること。
どうでしょうか。わかりやすいかな。
まあアイディア自体に価値はないと書いたけど、企画の価値の最大値を決めるのはアイディアなんだけどね。
んで、アイディアと企画力ってのは大きく違う。
アイディアには嗅覚と目利きが重要で、企画力は精練する能力、つまり捨てる、構築する、関連付けるなどの能力が必要になってくる。
んん、我ながらうまく表現できないのがつらいです。。
なにか意見があればコメントください。
大飯のJKが無双!?を読んで思ったこと
Togetterのまとめにあった大飯のJKが無双!?を読んで思ったこと。
まあ前から反原発運動自体は知っていたけど、久しぶりに読んでみた。
んで、内容については置いといて、純粋にこの組織ってどうなってんのっていう疑問が沸いてきた。
1つ目は、放射能の影響によるデメリットの情報共有、情報の保存、情報の整合性ってどうしてるのかってこと。
どうも誇張や都合のいい解釈(推進派にも言えるけど)が目立っている気がする。
また、原発再稼働反対監視テントってやつちょっと覗いてみたけど、活動報告が載ってるだけのようだし、放射能の影響に関することとかどうなってんのかわからない。
またTwitterのタイムラインをまとめてあるだけで、見にくい。
これで本当に情報共有としていいのかな?
2つ目は、組織立った動きが見えないこと。
ただ人が集まった組織ってだけで、わざわざ反原発運動の印象を悪くしているとしか思えないところが多々ある。外から見ると大きな改革の中心に俺がいるんだ!!って感じにヒロイズムに酔っているようにさえ見える人も少数だけどいる。
本気で変えたいと思うなら、中心的なメンバーをしっかりと決めて、内外に発信した方がいいと思う。今みたいに自由に個々人が発信、戦うより、しっかりと役割を明確にしたほうが反原発派のメリットが大きいのに。
などと上記のように思いました。
僕は知らないことが多いので、よろしければ教えていただけると幸いです。
んで、最後に。
子どもを盾にしているって記事見たけど、これが事実ならお願いだから本当にやめてほしい。
警察とかに無理やり抑え込まれないための目的としては、いい手段かもしれないけど、原発をなくすことを目的にするなら最悪でしょ。子どもをダシに使っているようにしか見えないから。。預けられる場所がないっていうなら、連れて行くのはまだいいけど、最前線に立たせないで。現場で仮説託児所みたいなところ設置してあげてよ。難しいとは思いますがお願いします。
【読書】最強集団ホットグループ奇跡の法則ー成果を上げる「燃えるやつら」の育て方
僕はこのホットグループといわれる集団で活動したことがあり、すごく納得したし、共感した。
人によってはこれを根性論だ、精神論だという人がいると思う。しかし、僕はまったく違うと思っている。
学生の頃を思い出してほしい。
例えば、文化祭の出し物のアイディアや制作などで遅くまで熱中したことはないだろうか。
例えば、運動会で勝つための議論や練習に熱中したことはないだろうか。
例えば、部活動で強くなるための議論や練習に熱中したことはないだろうか。
ホットグループとはそのようなものだ。
自分がその集団の中で活動していなくても、外から見たことはあるだろう。
それでもイメージが沸かなければ、趣味に没頭しているときのことを思い出してほしい。僕の場合はゲームだった。子どもの頃、好きなゲームが出た時は朝から夜遅くまで休まずしていたときがあった。それは楽しかったからだ。
その楽しい活動を集団で行うイメージに似ている。
これから本書に書かれてるホットグループについてちょっとピックアップしていくので、良ければ読んでほしい。
- ホットグループとは何か
一言でいえばミッション至上主義の集団である。
地位や知能、権威などはまったく関係しない。ただただミッションに集中する集団で、挑戦と創造性に満ちている。そのため集団思考は問題にならない。
しかし、ミッションが終われば解散する。
- ホットグループの重要性
・イノベーションを担う…硬直した組織では難しい変革を担う。
・予期せぬ問題に対処するのに最適な組織形態…複雑な問題を単純化し、道筋を示す。
- ホットグループの特徴
・ミッションが最も大切…尋常なほどミッションを大切にする。人間関係や地位、報酬よりもミッションを大切にする。ただ、最低限のケアはおこなう。
・議論が大好き…議論の焦点は常にミッションである。なので、人格攻撃など個人への攻撃はしない。
・子どもである…午前中で仕事を終わりにして、ピクニックに出かけたり、ゲームなどバカ騒ぎしたりする。
・柔軟である…直観的で創造的である。しかし、論理的でもある。
・秘密主義である…ミッションに集中するため、雑務を嫌う。結果、報告怠慢になったりする。また、外部の人の手が入ることを嫌ったり、活動をストップされるのが嫌いなので、意図的に隠すこともある。
・明確にリーダーが存在しないことが多い…リーダーとは、リーダーシップとは考えるよりもミッションに集中している。責任を負う人はいても明確なリーダーとしてなっていないときも多い。
・誰でもホットグループの一員になれる…ミッションに魅力を感じていれば誰でもホットグループの一員になれる素質がある。
ほかにも、ホットグループの生み方、育て方、リーダーとしてホットグループの扱い方など書いてあり、とても学べることが多い。
ただ、従来の組織論のように明確な方法論がなかったり、見極めることが難しかったりと問題もあるのは確かである。それだけ、ホットグループを作るのは難しいことである。周りから見れば自己中であったり、非協力的であったり、訳のわからないことをしているように見えるからだ。本人たちはあくまでミッションに集中しているだけなのに。この周りの圧力から守ることも大切になってくる。
優秀だけど扱いにくい部下を持っている人や、難しい課題に取り組んでいる人には学ぶことがかなり多いと思うので、ぜひ読んでみてほしい。
最強集団 ホットグループ奇跡の法則―成果を挙げる「燃えるやつら」の育て方
- 作者: ジーンリップマンブルーメン,ハロルド・J.レヴィット,Jean Lipman‐Blumen,Harold J. Leavitt,上田惇生
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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しっかし自分の書いた文章を見直してみるとひどいなぁ(苦笑)
1週間で7キロやせる方法
と銘打ったものの根拠はありません。実体験をもとに理屈付けした方法です。
先に問題点を挙げておくと、健康に良くないことと科学的根拠がないので、ほかの人が実践したところで1週間で7キロ痩せられるかわからないことです。
健康についてでいえば、寝不足になる、集中力が落ちるなどの問題があります。
なのでマネは絶対にしないでください。僕の場合はたまたまそういった環境に身を置くことがあっただけなので。。
んで方法について書くと、ものすごく単純です。
睡眠は椅子に座って取ること。横にならないことが重要です。
これだけです。ごはんや運動は今まで通りでかまいません。事実、僕は運動してませんでしたし、ごはんもいつも通り食べてました。
そのときのコンディションは20代前半、身長170、体重65キロでした。
ここから妄想的な理屈
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んで、なんでこんな方法で痩せるのかというと、燃費が悪くなるからです。
体を動かす際に、エネルギーを使いますし、何もしなくても生命維持のためにエネルギー(基礎代謝)は消費されます。ただ、椅子で寝る生活をすると、今まで以上にエネルギーの消費が大きくなります。
例えば今までの生活だと基礎代謝が1500kcalだったのが、1700kcal必要になるといった感じです。(※数字は適当です)
必要とするエネルギーが増えるので、必然的に痩せていきます。
じゃあなんでそうなるのかっていうと筋肉や内臓器官が回復しないからです。通常は寝ているときに筋肉や内臓は回復します。その回復がもっとも効果的なのは自然体の体勢で寝ることです。
しかし、椅子で寝ることにより、筋肉も内臓も緊張状態が保たれるので回復がされません。その生活を続けると必要なエネルギーはだんだん増えていきます。
よって、1週間で7キロ痩せることが出来ます。______________________________________________________________________
ここまで妄想的な理屈
などと書いてみましたが、本当に厳しいです。体力的にも、精神的にもきついですね。一応リバウンドはなしでしたが。。
また、この理屈の問題点として、脂肪1キロあたり7200kcal消費しなければいけないので、はたして本当に上記の理屈で正しいのかとういうことがある。また、筋肉の量が減っただけかもしれない可能性もあります。
なにはともあれ、まっとうな痩せ方ではないので、絶対にやらないほうがいいです。正直しんどいので、僕もこれ以降はこのような生活はやめましたし。
というわけで誰にも役に立たないダイエット方法でした。
73歳のノマドおじいちゃんと話してみてノマドについて思ったことを書いてみた
ノマド関連の記事が増えてきてるので、今更ながら書いてみる。
最初に断わっておくと、僕はノマドになりたいとは思わないけど、ノマドになりたいという人を否定するつもりはないです。
ってかノマドにあんま興味がないんです。
本題に。
ちょっと前、ノマド的なおじいちゃんに出会って、少しお話する機会があった。
そのおじいちゃんは73歳で基本は年金で生活をしている。ただ、仕事の依頼があれば仕事をするというスタンスで、一回の仕事で十~数十万くらいで年金以上のお金を貰うらしい。だいたい2週間程度で終わる仕事らしい。
すごいなぁと思って、どんな仕事をしてるのか聞いたところ、漆塗りの職人をしているらしい。歌舞伎とかの業界から仕事を頼まれるんだって。そのおかげで顔パス出来るぜって豪語してました(笑)
東京で漆塗りの職人やってるのはそのおじいちゃんだけらしい。だから73歳になった今でも依頼が来るとか。
こういう話を聞いてみて感じたのは、ノマドとして生きていくには求められる技術をしっかりと持って、かつライバルが少ないところを狙わなくちゃいけない。加えて若い人がノマド的な生活を求めるなら自分が50、60になってもなくならない市場を狙わなくちゃいけない。
ただ、今のノマドの議論を見ると、ライバルが少ないところに行ってる人が少ないと感じてます。また、技術的な部分を買ってもらってる人ってそんなにいるのかなとも思います。自己ブランディングというか有名人になることがゴールになってる気さえします。有名人であれば仕事が舞い降りる的なね。そんな詳しく調べてたわけじゃないから的外れな意見だと思うけど。
このまま進むと、各分野、各技術のトップクラスの人か、社内の人間にやらせるには価値の低い仕事を争って受注する世界になりそうな。
もしくはちっちゃな会社・組織になっていきそう。仕事が出来ない人間を簡単に見捨てられる冷たさがあれば別だろうけど。
んでちょっと余談。
僕は、ノマド≒個人事業者って感じている。けどそういう話はあんまないよね。
うちの父親は自営業していて、かれこれ30年近く続いてる。設立30年まで残ってる会社ってだいたい0,02%程度らしいのでその凄さはわかる。
そんな父親が教えてくれた中で特に印象に残ってる言葉が2つある。
「技術を身につけろ。その技術を使うとどのようなことが出来るのか提案できるようになれ。そうすればくいっぱぐれることはない。」
「環境に合わせて適応しろ。環境に適応出来なければ、大企業でも潰れる。実際に潰れた大企業の取引先もいくつか潰れていった。」
当たり前のように聞こえるけど、それが出来ていない人、会社がある。大企業だと変化しにくいだろうし。
これは一応会社という組織の話だけど、ノマド的な生活をする人にも関係ない話ではない。特に1つ目の話は大事だと思う。ノマドを目指すなら最低限必要なことかと。もしくは、技術か提案力のどっちかでずば抜けた能力を持てるようにしなきゃね。
まあ要するに、ファッション感覚でノマドをするならやめた方がいい。ほんとにノマドとして生きたいなら職人になる気概と好き嫌いやかっこいいかどうかではなくてライバルが少ないところに行った方がいいという内容を、僕がエラそうに語るお話でした。