なんとなく書く

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いじめっ子と家庭教育について考えてみた

大津市のいじめがかなり大きな話題になってる。こういった話をしたことがない友達ですら話題にしていて、相当大きなインパクトがあったんだなぁと改めて考えなおした。

んで、何を考えたのかというといじめっ子の家庭教育についてだ。

想像するに、いじめっ子の家庭教育が悪い意味で独裁的な環境なんだなぁと思う。
例えば、子どもがうるさいと静かにしなさいと言う。子どもが物を盗むと盗んではいけないと言う。当然子どもには理解が出来ない。ルールを知らないし、それによって相手がどういった損害(物理的、精神的)を被るかわからない。

んで、ここでしっかりとルールや相手の気持ちを教えて、自分が逆の立場だったらどうなのと考えさせることによって怒られた意味が分かってくる。そういったことを繰り返して、ようやく学ぶことが出来、一定の分別・マナーを持つことになる。そして、いわゆるいい子に育つと思う。

でも、それが出来なくて、ただただやってはいけないとだけいう親だとどうなるか。子どもは怒られている意味がわからない。また、同じようなことをしてしまう。このループが続き、自分で気付くか、親以外に教えてもらうか、まったくわからないまま続いていく。いい子とマナーがなってないが、害はないような子になると思う。

最悪なのが、暴力によってやめさせる。子どもは意味がわからないまま、理不尽に暴力を受けたと感じてしまう。
この方法が使われるのは、やめさせることがとても簡単だからだ。誰だって痛い思いはしたくないから、すぐにやめる。だからこの方法がなくなることはないだろう。
最大のデメリットは喧嘩が一番強いやつが一番偉くなれる仕組みになる。理不尽に暴力を受けることはなくなるし、なにより理不尽に暴力を与えることができる。これは動物の本能に近い行動で、サルやライオンとかもそういった仕組みで、やっかいなのは征服感を得ることが出来るからその動きはさらに助長する。
結果、いじめをする子が出てくると思う。


などと考えてみた。
もちろん家庭教育だけでなく他にも大きな要素はあると思う。家庭教育はしっかりしているのに、いじめっ子になったりグレたりする子は出てくる。
でも家庭教育といじめっ子の関係性の構造としてはあまりはずれてないと思います。

子育てというのは大変なものだというのは良くわかりますが、子どもの「なんで?」にはしっかりと答えてあげてください。答えがわからなければ一緒に考えてみてあげてください。子どものためにも。